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挑戦する企業風土をつくる「経営理念の実現支援プログラム」
経営理念を社内に浸透させたい。
経営理念を実現するような具体的な動きをつくりたい。
社員の仕事への意識やエンゲージメントを高めたい。
そのような課題をお持ちの経営者様や企業に向けた、人的資本経営を支援する現場実践型のプログラムです。
企業の経営理念を踏まえた上で、社員の皆さまが抱く問題意識を、個別面談を通じて引きだします。
その後、「経営理念と課題との接点」を探りながら、解決に着手するテーマを社員の皆さまと一緒に決めていく。そしてプロジェクトチームを立ち上げ、解決に向けた動きを推進する。
この取り組みを通じて、社員の皆さまの経営理念に対する理解が深まり、経営理念を実現する具体的な動きがつくられ、企業が持つ潜在力を引き出します。
※本取り組みは、以下の「7つのステップ」を基本として進めます。
※期間は「1サイクル=約半年間」を目安にしています。
※プロジェクトメンバーは、1サイクル6~10名を対象としています。
※訪問でのご支援を基本とし、頻度は「月に2回」を目安にしています。
◎下記のプロセスを基本としながら、継続的な伴走支援を行います。
■STEP1:プロジェクトテーマの決定とチーム編成
まずは経営者様からお話をうかがい、経営理念や解決したい企業課題などを理解します。
その後、「プロジェクトの目的やゴール」「対象とする社員メンバーの編成」「今後の進め方」などについてお打ち合わせをさせていただきます。

■STEP2:社員への個別面談(インタビュー)
社員との「個別面談(1on1インタビュー)」を行います。時間は1人1時間が目安です。
社員の中に眠る「課題への意識やアイデア」を丁寧に掘り起こし、言語化を行います。社員の個性や強みについても引き出し、理解するよう心がけます

■STEP3:プロジェクトミーティング①(情報共有)
プロジェクトメンバー全員が集い、出された意見の共有と、アイデアの拡散や深堀りをテーマにした話し合いを行います。(テーマによっては複数回の開催となります)
1回の開催時間は約2時間。ファシリテーションのプロとして、安全で安心できる、活気のある場づくりを心がけます。

■STEP4:プロジェクトミーティング②(実践テーマの決定)
取り組みアイデアの優先順位を整理し、実践テーマを決める話し合いを行います。
「重要度が高い×実現のイメージが持てる(すぐに動けそう)」の視点で優先順位を確認し、取り組むテーマが決まった後は各テーマのメンバー決めも行います。

■STEP5:チームづくりと経営者プレゼン(プレゼン準備)
テーマごとにメンバーが分かれ、プロジェクトの進め方について検討を行います。
社員チームから経営者様に対して提案を行う場合には、プレゼンに向けた準備を行います。
プレゼンテーションのプロとして、作成資料をメンバーと一緒に考え、コーチングや伴走支援を行います。

■STEP6:実践とプロトタイプ(試作品)づくり
「まずは小さくはじめてみる」を心がけ、実現に向けての動きをスタートさせます。
変化を生み出す小さな成功体験を通じて、メンバーの意識は少しずつ高まり、自己肯定感や達成感が育まれていきます。
企画づくりとプロジェクトマネジメントのプロとして、実践やプロトタイプづくりの伴走役を担います。

■STEP7:成果の確認と共有
何らかの変化を生み出すことができたら、成果の確認と社内外への情報発信を行います。
発信を行うことで、変化への関心者を増やし、次のアクションにつなげます。

■STEP8:次のプロジェクトチーム編成へ
第一期のプロジェクトメンバーが一定の成果を出した後、第二期のプロジェクトメンバーを編成し、再度、STEP1~7の具体的なアクションづくりに挑みます。
活動を継続することで、経営理念を社内に浸透させ、組織全体の風土や意識に変化をつくります。

■大切にしていること
◎社員の主体性
・社員の皆さまが取り組みの主体者となるよう心がけます。
・そのため社員ヒアリングを丁寧に行い、「社員の皆さまの関心ごと」と「経営者様の課題意識」の接点を探し、それを起点にしながら取り組みテーマを決めていきます。
◎まずは小さな変化をつくる
・できるだけ早期に「0→1」をつくります。
・具体的には2~4か月を目安に、社員の皆さまと一緒に目に見える変化や成果を生み出します。
・そのためまずは「無理なく実現のイメージが持てるもの」に焦点を当て、取り組むテーマを絞ります。
◎流れをよくする
・話し合いや取り組みの流れをよくするため、以下を心がけます。
・押し付けるのではなく、引き出す。
・ムリをしない、焦らない。
・お互いをリスペクトする関係づくりを目指す。
・本音の意見が言いやすい場の雰囲気づくりを行う。
◎進捗のご報告
・プロジェクトの進捗を、随時社長にご報告をしながら取り組みを進めます。
※費用につきましては、お問い合わせ後のお打ち合わせの際にご相談させてください。

■これまでの実績
◎中小・中堅企業での現在推進中の取り組み
・プラスチック製造メーカー:経営理念である「挑戦」をキーワードに、社員による業務改善や新商品開発プロジェクトを推進しています。
・金属加工メーカー:社是である「Make happy with creative work(人々の幸せを削り出せ)」をテーマに、試作品や新商品の開発・販売を行っています。
・物流商社:コアバリューの1つである「お互いを高め合い、挑戦する」をテーマに、生産性の向上や業務改善につながる取り組みを進めています。
・金属加工メーカー:経営理念である「かんがえる、まなぶ、せいちょうする」をテーマに、業務効率や生産性の向上に着手しています。
◎著書『まずは小さくはじめてみる ~変わらない日常から抜け出す0→1実践ガイド~』(すばる舎)
『対話型授業のつくり方』『プレゼン指導の基礎ガイド』(東洋館出版社)
◎その他、企業への支援実績
・1994に中小企業診断士の資格を取得。その後、経営コンサルティング会社にて企業の風土改革や人材育成、ナレッジマネジメントの仕事に従事。(大手カメラメーカーの販売会社、大手コンサル会社、携帯電話キャリアなどのナレッジマネジメントの業務を担当)
・博報堂およびOOKIWORKSにて、オープンイノベーションの手法を活用したソーシャルプロジェクトを多数発足。
・大手飲料メーカー等の新商品アイデアを多数開発。
・コミュニケーション、マーケティングをテーマにした各種コンサルティングの実施。
◎団体・地域と連携した活動実績・支援実績
・「都市と地域をつなぐ」をテーマとしたイベントやツアーの開催、対話の場づくり。【詳しく】
・東京での出身者コミュニティの発足と交流機会づくり。【詳しく】
・地域の高校生のプロジェクトづくり支援。【詳しく】
・若者を地域に招いての宝探しツアー・グリーンツーリズム企画の実施。
・中小機構の人材支援アドバイザーとして、「活動の原点」をテーマにしたトークイベントを開催。
※リアル+オンラインで28回開催。参加者は延べ約1000人。【詳しく】
・栃木県のふるさと大使をゲストに招いた市民交流イベントを企画・開催。【詳しく】
・雑誌「TURNS」と連携した誌面特集・イベントを企画実施。
・NPOや社会貢献団体を対象とした企画力・プレゼン力向上講座の開催。【詳しく】
◎2015年に栃木県知事から、「とちぎ未来大使」を委譲。
◎栃木県庁から、とちぎブランド力向上会議専門部会委員に任命(2018年度~2020年度)
◎栃木県さくら市から、移住促進アドバイザーを委譲。(2017年度~2020年度)
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2025.7.2更新